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海底構造の概念図 【瀬川茂子】東日本大震災の震源域で、陸側のプレートが大きく引っ張られてできたと... 海底構造の概念図 【瀬川茂子】東日本大震災の震源域で、陸側のプレートが大きく引っ張られてできたとみられる多数の亀裂や断層を、九州大学などのグループが見つけた。プレート境界がずれると同時に断層ができたことで、海底の地殻変動が大きくなり、巨大津波の一因になった可能性があるという。 グループは海洋研究開発機構の潜水調査船「しんかい6500」で、2008、11、12年に宮城県沖から岩手県沖で深さ3千〜6千メートルの海底を調査した。宮城県沖では、陸側プレートが引っ張られてできる亀裂や正断層を多数見つけた。一つの断層の付近で温度を測ると、亀裂に伴い地下から温度が高い水が噴出するなどして11年に上昇、12年には下がったことから震災で動いた断層と推定された。 グループの辻健准教授は、「正断層ができることで地殻がより大きく、海側へせり出し、その動きが津波を大きくした可能性がある」と話している。 関連リ
2013/03/06 リンク