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全日本空輸は格安航空会社(LCC)を設立する方針を固めた。9日に臨時の取締役会を開き、正式に決め... 全日本空輸は格安航空会社(LCC)を設立する方針を固めた。9日に臨時の取締役会を開き、正式に決める。「ANA」とは別ブランドで年内に設立する。関西空港を拠点に国内線、国際線で2011年度にも運航を始め、大手の半額程度の運賃を目指す。9日午後の伊東信一郎社長の定例記者会見で発表する予定だ。 航空自由化などを背景に、東南アジアや中国、韓国でLCCが勢力を拡大しており、昨年から日本への乗り入れも相次いでいる。全日空は、成田など首都圏空港の発着枠拡大でLCCの就航が本格化し、競争が激化するのは必至とみて、自前のLCC設立で対抗する。国内航空会社のLCC設立は初めてになる。 全日空のLCCは、本体のブランドや路線との競合を避けることを重視。香港系投資ファンドに加え、国内の旅行会社やホテルなどから出資を募る方向だ。従業員も別の賃金体系で採用してコストを減らす。海外のLCC経営の経験者を招くことも検
2010/09/09 リンク