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【松浦祐子】日本の貿易赤字が続いている。財務省が21日発表した2月の貿易統計(速報)によると、貿... 【松浦祐子】日本の貿易赤字が続いている。財務省が21日発表した2月の貿易統計(速報)によると、貿易赤字は昨年7月から8カ月連続で、赤字幅は7775億円だった。赤字からの脱却には輸出の回復が欠かせないが、海外景気に力強さがなく、時間がかかりそうだ。 これまで貿易赤字が続いたのは、第2次石油ショック前後の1979年7月からの14カ月が最長。2008年と11年にも、それぞれ4カ月続いたことがあったが、今はそれを超えている。赤字額も膨らみ、今年1月には過去最大の1兆6309億円に達した。 当初、貿易赤字になったのは、東日本大震災後に原発が止まって液化天然ガス(LNG)などエネルギー関連の輸入が増えたからだ。さらに世界経済の低迷で日本からの輸出が振るわず、最近は円安による輸入額の増加が重なった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方
2013/03/21 リンク