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【ウィーン=喜田尚】ローマ法王庁(バチカン)はこのほど、同性婚やそのカップルの子供たち、離婚家庭... 【ウィーン=喜田尚】ローマ法王庁(バチカン)はこのほど、同性婚やそのカップルの子供たち、離婚家庭などをめぐって、各地の教会がどのような「新しい現実」に直面しているか、どんな対処が可能かなどを尋ねる質問書を各国の司教協議会あてに送った。全世界の教会から意見を集め、カトリックが現代世界の家族観の変化にどう対応すべきかをさぐる目的だ。 回答の期限は、来年1月末。バチカンは来年10月に特別司教会議を開き、回答をもとに「家族問題をめぐる聖職者の新しい課題」について討議するという。 バチカンからの教義の押しつけを避け、現場の教会を重視するフランシスコ法王の姿勢を反映した試みだ。
2013/11/08 リンク