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高知県越知町の山中で木の幹に自生した発光キノコが、夜になると淡く緑色に輝いている。通称はギンガタ... 高知県越知町の山中で木の幹に自生した発光キノコが、夜になると淡く緑色に輝いている。通称はギンガタケ。日本菌学会と国立科学博物館によると、自生が確認されているのは東京・八丈島と高知県だけだ。 直径5ミリ前後の白いキノコで、スダジイの幹などに自生する。何らかの酵素が化学反応を起こし発光するとみられているが、詳しい仕組みは分かっていない。2002年ごろに八丈島で初めて確認され、公益財団法人都公園協会が03年発行の広報誌で、光る様からギンガタケと呼び始めたが、新種登録はこれからだ。 高知市在住の写真家高橋宣之(のぶゆき)さん(67)が2009年6月に越知町内で発見。同博物館が12年6月にDNA鑑定をした結果、八丈島のものと同種と判明した。 調査した同博物館の保坂健太郎研究員は「高知も八丈島も太平洋側の温暖湿潤な気候。そこに手つかずの照葉樹林が残っているため、自生出来たのではないか」と話す。(高橋正
2014/07/18 リンク