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Chapter6. ペーター・ブロッツマン photo&text by Yumi MOCHIZUKI ただただ痛快そのもの、狂気の一歩... Chapter6. ペーター・ブロッツマン photo&text by Yumi MOCHIZUKI ただただ痛快そのもの、狂気の一歩手前と云いたくなるほどその瞬発力は時を忘れさせてくれる。しかし、その内奥には優しい呼びかけ、訴えがある。轟音の内に潜むセンシティブな問いかけが聴き手を惹きつけてやまないのである。 ほぼ毎年のように来日して日本のミュージシャンとの交流を深めているブロッツマンだが私の記憶の中では2003年の4月、法政大学学生会館大講堂で聴いた一噌幸弘(能管)とのセットが最も鮮烈である。大胆な野太い音で延々フリー・ブローするブロッツマンに一噌の能管がしつこく纏わりつきフェイントをかける。いつの間にかソロは一噌に入れ替わる。空気を切り裂くような鋭い能管に今度はブロッツマンが絡む。洗練された音と音とのぶつかり合い、音そのものの存在感に圧倒されるのである。凝縮した音の塊が延々と続く。ス