セミナーレポート｜IT資産管理セミナー「IT資産管理によるIT統制の実現にむけて」

セミナーレポート｜IT資産管理セミナー「IT資産管理によるIT統制の実現にむけて」

ライセンス不足はモラルの問題ではなく法律の問題です。持っているライセンスの数を超えてソフトウェア...概要を表示 ライセンス不足はモラルの問題ではなく法律の問題です。持っているライセンスの数を超えてソフトウェアをインストールしてしまうと、著作権侵害となり、民事・刑事の責任が生じます。 そして、コンプライアンス意識の高まりや内部告発者保護の流れもあり、このような不正が外部に発覚する可能性は非常に高まっています。 ライセンス不足を放置するとどうなるのか。ソフトウェア会社の代理人として多くの事件を取り扱ってきた経験を踏まえて、具体的に紹介しました。 著作権法とは、著作物の創作者の権利を保護する法律であり、著作物とは「思想または感情を創作的に表現したもの」と定義され、小説、映画、美術、音楽、漫画、写真などがそれに該当する。プログラムも著作物である。また著作権は、特許や商標とは異なり、登録がなくても発生する権利である。 著作権は、英語で"Copyright"という。すなわち、「コピーする権利」が根本である。