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御手洗・経団連会長の「希望の国、日本」は今後の10年を語っている。この希望はバブル経済の崩壊の後、... 御手洗・経団連会長の「希望の国、日本」は今後の10年を語っている。この希望はバブル経済の崩壊の後、リストラに続く「安価な労働力」の構造化で企業収益を立て直した経験の自信によっている。これはイギリス、アメリカの新自由主義の模倣であり、遅れた移入であった。果たしてこの十年は御手洗の構想するような希望の日本になるのだろうか。企業収益や景気の回復という側面だけを取り出せば彼の言うことは説得力があるように見える。それならば、その裏側で生み出した「ワーキングプア」は希望なのかということもできるだろう。でも、こういう対置はあまりおもしろくない。 1985年から1992年くらいまでのバブル経済の時期にはいろいろのものが生まれ、あだ花のように消えて行った。フリーターが意志的な「正業」の拒否としてもてはやされていたのもこの時期であった。このフリーターは今では主観的には自由と夢を追い求める存在であるとしても、客
2006/09/01 リンク