いつでも「いっぱいいっぱい。」 春の生き物を観察するには。

いつでも「いっぱいいっぱい。」 春の生き物を観察するには。

今日の理科は「春の生き物探し」。先週の植物探しと異なり、今日はいきなり外に出しました。それは、生...概要を表示 今日の理科は「春の生き物探し」。先週の植物探しと異なり、今日はいきなり外に出しました。それは、生き物を探し出すことは難しいからです。 私は、子どもたちが生き物を探すときに、とにかく「じっとする」ことを大事にしたいと思っています。チョウチョが飛んでいたからといって、追ってしまっては逃げられます。ましてや観察なんてできるわけがない。気がついたらワークシートに何もかかずに一日の授業が終わってしまうということも考えられます。それでは力がつきません。 だから、ツバメを観察したいという子には「芝生の上に寝転がって、空を見なさい」と言いました。子どもは疑っていたようですが、さらに「じっとしていなさい」と付け加えました。 これは昔、総合学習が行われた初めの頃、校長先生に教わった技です。「１０分間じっと観察することで、何かを発見することができる」というのです。当時は海のそばの学校だったので、子どもたちは河口