注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
【モスクワ=佐々木正明】ロシア経済の低迷が鮮明になってきた。政府は今年の国内総生産(GDP)成長... 【モスクワ=佐々木正明】ロシア経済の低迷が鮮明になってきた。政府は今年の国内総生産(GDP)成長率を1・8%に下方修正し、2000年にプーチン氏が最初に大統領に就任して以来、リーマン・ショック翌年の09年を除いて最低となる見通しだ。メドベージェフ首相は9月27日、「このまま減速すればゼロ成長に近づく」とする論文を発表して痛みを伴う改革の必要性を訴えるなど、政府も危機感を強めている。 今年のGDP成長率を3・6%と予想していた経済発展省は、ここ数カ月で2度、成長率を下方修正した。ウリュカエフ経済発展相は「改善の兆しが見えない」と指摘した。地下資源の輸出に頼る産業構造からの脱却が遅れ、来年初めのソチ冬季五輪など巨大事業への投資も国家財政を圧迫している。 世界銀行も9月、ロシアのGDP成長率を1・8%とし、国際通貨基金(IMF)はさらに低い1・5%に下方修正した。プーチン政権は年5%以上の成長を
2013/10/05 リンク