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【カイロ=大内清】エジプトの事実上の最大野党で非合法の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が... 【カイロ=大内清】エジプトの事実上の最大野党で非合法の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が6日、これまでの強硬姿勢からスレイマン副大統領との対話の構えに転じた。背景には、世論が現体制下での緩やかな民主化の支持へと傾きつつあるのを読み切れずに政権転覆まで主張した結果、一般国民が抱くイスラム化への警戒から来る反感が強まっていることへの焦りがありそうだ。 「すでに政権の正統性は崩壊した。その政権と何を話すことがある?」 スレイマン氏が国営テレビとのインタビューで、すべての政治勢力に対話を呼びかけた3日夜。同胞団指導部のムハンマド・モルシー氏はこう言い放った。 それからわずか2日半で何があったのか。 「追放の金曜日」と銘打たれた翌4日のデモには、首都カイロ中心部タハリール広場に20万人が集結、ムバラク氏の即時辞任を求める声の強さを改めて見せつけた。しかし、同時に、世論の風向きは微妙に変化しつ
2011/02/09 リンク