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祇園祭で150年ぶりに再建された大船(おおふね)鉾(京都市下京区四条町)は、後祭(あとまつり)の... 祇園祭で150年ぶりに再建された大船(おおふね)鉾(京都市下京区四条町)は、後祭(あとまつり)の宵々山に当たる22日もにぎわいを見せた。多くの見物客が鉾に搭乗し、厄除(やくよ)けちまきを買い求め、会所飾りを眺めていく。 後祭の山鉾10基は23日の宵山まで、祭礼授与品と呼ばれるグッズの販売に力を入れる。祭りの運営に欠かせない収入となるからだ。 ところが、後祭の宵山期間は前祭(さきまつり)と違って歩行者天国や露店がない。49年ぶりの後祭復活は「祭り本来の姿」に戻すことが大義名分。山鉾巡行は神輿(みこし)渡御(とぎょ)の露払いで、宵山はかつての静かな祭りを目指すべきだという考え方に基づく。 祇園祭山鉾連合会の吉田孝次郎理事長(77)は「10年20年たてば静かな祭りが当たり前になる。祭りは商業でない」と話すが、10基中唯一の鉾である大船鉾の人気が来年以降も継続しなければ、後祭のにぎわいは危ぶまれる
2014/07/27 リンク