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自転車の前輪部分に付けるリング状の「傘ホルダー」の一部製品について、差し込んだ傘が走行中に外れ、... 自転車の前輪部分に付けるリング状の「傘ホルダー」の一部製品について、差し込んだ傘が走行中に外れ、重大事故につながる恐れがあるとして、国民生活センターは25日、業界団体に改善を要望し、消費者に注意を呼び掛けた。 センターによると、大阪府の男性(18)が昨年9月、100円ショップで購入したホルダーに傘を入れて段差を通過した際に傘が外れ、先端が前輪に巻き込まれた。男性は前方に飛ばされ、あごの骨と前歯数本を折る大けがをした。 センターは平成12年以降、傘ホルダーに関する事故の相談をほかに少なくとも3件受け、市販の製品6種類をテストした。 その結果、大阪の事故例のように、前輪部分の部品一つで傘の先端を固定し、柄をハンドルにかけて使用する「1点留め式」は段差などで外れやすいことが判明。「1点留め式の使用は避けるべきだ」としている。