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日本のソフトハウスに、かつてない淘汰の波が押し寄せている。事業所数は6年連続減少、倒産件数は2000年... 日本のソフトハウスに、かつてない淘汰の波が押し寄せている。事業所数は6年連続減少、倒産件数は2000年以降増加の一途をたどる。特に苦しいのは札幌や大阪、仙台などの地方都市だ。仕事の絶対量が少ないうえに、根強く残る下請け構造に悩まされている。ソフトハウスは例外なく、淘汰されないための方策を本気で考えるべき時期に来ている。全国30社への徹底取材を通じて、危機の構図と脱却への指針を提示する。 【分析】 根深い苦境の構図 景気が回復基調に転じ、IT業界に復調のきざしが見え始めた。だがソフトハウスに淘汰の波が本格的に押し寄せるのは、まさにこれから。特に地方は、一層の苦境に立たされかねない。ソフトハウスは淘汰を待つか、生き残りをかけて変革するか決断を迫られている。 8兆3000億円、7297社――日本の「ソフトハウス」の総売上高と事業所数である。ここでいうソフトハウスとは、ソフトの受託開発やソフト製品
2008/05/17 リンク