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【デスク安井晴海が詠む!】 Winnyが ほう助に当たると 言うのなら 今売られてる “アレ”はいいのか... 【デスク安井晴海が詠む!】 Winnyが ほう助に当たると 言うのなら 今売られてる “アレ”はいいのか? ファイル交換ソフト「Winny」を開発した金子勇被告に対し,京都地方裁判所は有罪判決を言い渡した(関連記事)。これに対して,賛否両論さまざまな議論が巻き起こっている。筆者の考えを先に述べると,判決理由や量刑などを勘案すると妥当な判決だとは思う。ただし,どこか釈然としないものが残るのも確かだ。 議論の中には,「HTTPサーバーやSMTPサーバーの開発者も同じではないか」,「包丁を作った人が殺人罪のほう助になるのか」などというものがあるが,それは違う。判決の趣旨を読むと,「技術自体の価値は中立的で,技術を提供すること一般が犯罪行為となりかねないような無限定なほう助犯の成立範囲の拡大は妥当でない」と明確に記されているからだ。ではなぜ金子氏は有罪となったのか。地裁が問題としたのは,「著作権者
2009/10/09 リンク