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攻撃者から社内ネットワークを守る「壁」。それがファイアウオールだ。 歴史が長く「当たり前」の存在で... 攻撃者から社内ネットワークを守る「壁」。それがファイアウオールだ。 歴史が長く「当たり前」の存在ではあるものの、サイバー攻撃の脅威が高まる中、その重要性は日を追うごとに高まっている。ファイアウオールがどうやって壁の役割を果たすのか、どんな種類のファイアウオールがあるのかといった一歩踏み込んだ知識を深め、ネットワーク技術者としての基礎力を高めよう。 ネットワークを3つに分ける ネットワーク機器としてのファイアウオールは、建物に設置して火事の延焼を防ぐ防火壁(Firewall)になぞらえたものだ。異なるネットワーク同士の境界に置き、ネットワークを越えてやってくるサイバー攻撃や不正アクセスなどを止める。 よくある用途は、ネットワークを3つに区切るというものだ。インターネット、LAN(Local Area Network)、DMZ(DeMilitarized Zone)*1の3つである(図1-1)
2024/12/23 リンク