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無遮断トラブルにより、車と列車の接触事故が起きた南海高野線の踏切=令和6年2月、大阪市西成区(岡... 無遮断トラブルにより、車と列車の接触事故が起きた南海高野線の踏切=令和6年2月、大阪市西成区(岡嶋大城撮影) 遮断機が正常に下降していないのに、列車が踏切へと進入するトラブルが、令和4年度末までの3年間で少なくとも32件起きていたことが21日、産経新聞の調べで分かった。設備の異常や人的ミスなどが原因。横断中の車が列車と衝突した例もあった。乗客106人と乗員1人が死亡したJR福知山線脱線事故から25日で19年。踏切の無遮断トラブルは、脱線事故のような惨事を招きかねず、鉄道輸送をめぐる安全への意識や対策が再び問われている。 鉄道の事故やトラブルは、事業者から国土交通省への報告が規則で義務づけられている。遮断機が設けられた第1種踏切は全国約3万カ所。産経新聞では、国交省への情報公開請求で開示された資料を基に、遮断機が正しく下りていない状態で列車が踏切へと進入した事例を4年度末から3年間遡(さかの
2024/04/22 リンク