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「ことばの世界」 ハードルが高い、入り口がつかめない……そんな印象を持たれがちな詩歌というジャンル... 「ことばの世界」 ハードルが高い、入り口がつかめない……そんな印象を持たれがちな詩歌というジャンル。けれど、単純には割り切れない感情や思いをつかむ詩人、歌人のことばは、読者を遠くへと誘う力を秘めています。彼らは世界をどうとらえているのか。その作品と肉声を通じて、詩歌の魅力に迫ります。 短歌のことはよくわからないけれど、穂村 弘さんの短歌は知っているし、その文章のファンだという人は、きっと少なくないと思う。 2002年に刊行された『世界音痴』、『現実入門』、『整形前夜』、『絶叫委員会』、講談社エッセイ賞を受賞した『鳥肌が』など、絶妙なタイトルのエッセイ集には、多くの人が“そういうもの”として大意なく受け入れる、あるいは受け流していることの意味を問う視点が通底している。惰性によらずに世界を見ることは口でいうほど容易ではなく、だから私達は穂村さんが書くものを読むと、笑いながらも、ハッとさせられる
2021/02/27 リンク