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兵庫県の内陸部にある小野市(図1)は、古くから稲作を中心に農業が盛んな地域である。市内には農業用の... 兵庫県の内陸部にある小野市(図1)は、古くから稲作を中心に農業が盛んな地域である。市内には農業用の大きな「ため池」が数多く点在している。その広い水面を使って太陽光発電を実施する取り組みが進んでいる。 広さが3万6000平方メートルのため池の1つに、フロート式の架台を長方形状に浮かべて太陽光パネルを設置する計画がある(図2)。 全体の発電能力は0.85MW(メガワット)になり、年間の発電量は100万kWhを見込んでいる。発電の効率を示す設備利用率(発電能力に対する発電量)は13.4%を想定していて、国内の太陽光発電の標準である12%を1割以上も上回る。 というのも、水上に太陽光パネルを設置すると、地上に設置した場合よりもパネルの温度を低く保つことができて、発電効率が高くなるからだ。あとは設備の建設・維持コストを低く抑えれば、より多くの売電収入を得て投資回収を早めることが可能になる。 このプロ
2014/01/29 リンク