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◆複合型・分散型都市「平泉」 近年の発掘調査によって、「都市平泉」は中心地区とそれを支える周辺地区... ◆複合型・分散型都市「平泉」 近年の発掘調査によって、「都市平泉」は中心地区とそれを支える周辺地区で構成されていたことが判明しつつある。 ▲中心地区―平泉拠点地区 北を衣川、東を北上川、南を太田川、西を山地で囲まれた範囲で、奥州藤原氏の政治・文化の中心をなす施設が集中している。奇しくも現在の平泉町の中心市街地に一致している。この範囲の北側に関山地区、東に平泉舘・無量光院地区、南に毛越寺地区と、3つのサブ拠点をもっていた。 この地区の外周には濠や土塁などの軍事的施設は造られず、鎮守の社で守られた「無城壁都市・平和都市」であった。 この地区内の寺院跡・道路趾には複数の軸線が見られるので、三代それぞれの都市計画によった「町づくり」が行われたのであろう。 ▲平泉周辺地区―平泉の都市機能を分担! 近年の発掘調査で拠点地区の外にも遺跡が所在することが確認され、平泉の「都市域」が拡大された。 ①下衣川地
2022/04/17 リンク