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(CNN) イタリアで黒人初の閣僚に起用されたセシル・ケンゲ移民融和担当相が、26日の集会でバナナ... (CNN) イタリアで黒人初の閣僚に起用されたセシル・ケンゲ移民融和担当相が、26日の集会でバナナを投げつけられる事件があった。ケンゲ氏は3カ月前に大臣に任命されて以来、極右勢力などから差別的な発言や嫌がらせが相次いでいる。 同氏の広報によると、中部チェルビアの集会で演説していたケンゲ氏に向かって、聴衆の中にいた男がバナナ2本を投げつけた。バナナは観客席に落ち、演壇には届かなかったという。 警察はバナナを投げた男の行方を追っており、ケンゲ氏の身辺警護は強化された。ケンゲ氏本人は短文投稿サイトのツイッターに、「飢えや食糧危機で死ぬ人がいるのに、食べ物を無駄にするのは悲しいことだ」と書き込んだ。 26日の集会では同氏が登場する直前にも、赤いペンキを塗ったマネキンが、「移民殺人」という脅迫文と共に見つかっている。 ケンゲ氏はアフリカのコンゴ(旧ザイール)出身で、1980年代にイタリアに留学し、市
2013/07/29 リンク