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2021.05.29 16:00 クィア映画批評を先駆けた石原郁子は、『燃ゆる女の肖像』にみる別離の愛をどう語るの... 2021.05.29 16:00 クィア映画批評を先駆けた石原郁子は、『燃ゆる女の肖像』にみる別離の愛をどう語るのだろうか 1994年1月下旬号の『キネマ旬報』によるジェーン・カンピオン監督の『ピアノ・レッスン』(The Piano、1993年)特集は、映画評論家・石原郁子の作品評で始まる。『映画をとおして異国へ ヨーロッパ/アメリカ篇』(2000年、pp.122-127)にも収められた本評論において石原は、19世紀半ばにスコットランドからニュージーランドへと親が決めた結婚のために移住する女性エイダ(ホリー・ハンター)がピアノで奏でるエロティックな愛憎劇を「人の世の神秘を湛えた奥深く力強い愛の宝庫」と呼んだ(2000、 127)。 音声言語を用いず、娘の通訳を介して手話や筆談で話すエイダは、開拓を目指す入植白人の夫スチュアート(サム・ニール)が海辺に置き去りにした彼女のピアノと土地を交換す