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柳澤健の『1976年のアントニオ猪木』が文庫で出ています。 完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫) 作... 柳澤健の『1976年のアントニオ猪木』が文庫で出ています。 完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫) 作者: 柳澤健出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (70件) を見る二年前に単行本で出たときの内容に、韓国やパキスタンの章への大幅加筆や猪木へのインタビューを加え、「完全版」として刊行された本。ものすごい読み応えで、プロレスに特有の虚飾(ケーフェイ)を廃した文章ながら、それでもプロレスラー猪木の魅力を(良いところも悪いところも含め)描き出しています。必読の書です。 この本では、モハメド・アリとの戦いが中心となっていますが、ぼくとしてはウィリエム・ルスカの人生が興味深かったですね。 他を圧倒する実力を持ちながら、娼婦のヒモだという私生活のため東京オリンピックの代表になれず、ミュンヘンで二つの金メ
2009/03/17 リンク