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個人的に一番好きなケインズの著作が、読みやすい山形さんの訳で登場。さらに他の訳業に比較してすぐれ... 個人的に一番好きなケインズの著作が、読みやすい山形さんの訳で登場。さらに他の訳業に比較してすぐれている点は、本書の意義を簡潔に記した訳者あとがきがあること。日本経済の現状とケインズの古典との関係、その政策的示唆も明白。日本の長期デフレの弊害をケインズのこの古典的著作はすでに100年近く前に見通している。また「期待」の重視という、現在の日本の金融政策のキーポイントも明示。まさに今読んでおいて損をしない傑作のひとつ。 お金の改革論 (講談社学術文庫) 作者: ジョン.メイナード・ケインズ,山形浩生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/07/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る
2014/07/20 リンク