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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の破れっぷりは見事で、とても楽しく観ることができました。少し感想... 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の破れっぷりは見事で、とても楽しく観ることができました。少し感想を書きます。 新劇場版第一弾のヱヴァ:序はテレビ版を極力トレースするウォーミングアップだったと思いますが、今回のヱヴァ:破は、「関わりを持つ」ということがテーマで、それに合わせてテレビ版からの離脱がみられました。印象的なのは、新しいキャラクター・マリの設定ですが、彼女には内面の葛藤がまるでなく、行動あるのみです。 周知の通りテレビ版では、キャラクターは皆、家族に関するなんらかの暗い過去を隠し持っていて、激しく内向しました。とくに主人公・シンジの内向ぶりは、シリーズ後半の枠組みを規定するほど強い影響力を持っていました。そこでは誰もが、人と関わるにしても、それはつねに自分の父や母、亡き人の影をその人に重ね合わせた関わりでしかなかったわけです。 このようにテレビ版では、呟きや内向する声が基調を占めてい
2009/08/04 リンク