ロードス島戦記は「ラノベ」か「ハイファンタジー」か問題、総括 - い（い）きる。

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ロードス島戦記は「ラノベ」か「ハイファンタジー」か問題、総括 - い（い）きる。

数日前のとあるツイートをきっかけに、20年以上前に刊行されたひとつの小説がにわかに話題になった。そ... 数日前のとあるツイートをきっかけに、20年以上前に刊行されたひとつの小説がにわかに話題になった。その名は『ロードス島戦記』。四国によく似た呪われた島ロードスを舞台にした、剣と魔法と尖り耳エルフの壮大な異世界ファンタジーだ。ロードス島戦記　灰色の魔女　ORIGINAL EDITION<ロードス島戦記> (角川スニーカー文庫) 作者: 水野良出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/11/01メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る当時日本ではまだ馴染みの薄いゲームだったテーブルトークRPG（D&D）の紹介のためのリプレイとして初めて世に現れ、それを元にゲームマスター水野良自身が小説化。初期の角川スニーカー文庫（角川文庫青帯）を代表する人気作品として、レーベルの礎を築く。以後、続編・派生作品も生まれ、また、コミック、アニメ（OVA、TV

kori3110 id:eqphol437 「あれらと一緒にされたくないからそのジャンルに入れるな」は暴論ですよ。そしたら「好きな作品しかない小説ジャンル」を創設しなきゃならなくなりますよ/ってかハイファンタジーでラノベですよで終わる話

2017/06/03 リンク

dark この論争、そろそろうんざりしてきたな。ロードス島戦記は傑作小説であるのは間違いないのだから、ラノベとかハイファンタジーとかジャンル分けに意味はない。そして、ラノベを蔑称として使っている人間は滅びろ

ロードス島戦記

timetrain ハイファンタジーは異世界でローファンタジーは現実拡張だと認識してたので、高尚だ高尚ではないの論議でハイロー言ってる奴はアホだと思ってた。概ね認識どおりの結論だったので満足。

t-tanaka 直行する概念。「ラノベ」は出版形態であり「ハイファンタジー」は小説のジャンル。ラノベには，ハイファンタジーもローファンタジーもSFも架空戦記もミステリーもホラーも学園ものも，なんでもある。

bell_chime_ring238 “スニーカー・ファンタジア系” 一番しっくりきた。古老なのですまんな。あの頃はこの分野が面白かった。読み応えあるアニメのノベライズもたくさんあったし。

chicken22 ハイ・ファンタジーのハイは「純度の高い」的な意味。ハイ・エルフ的な「高貴な」や「上位」とかのニュアンスはない。「ナルニア国物語」や「終わらざりし物語」等の名作だって現実世界が絡むのでローファンタジー

shields-pikes 当時は「スニーカー文庫とか、ファンタジア文庫とか、その辺の小説」って言ってたな。ラノベの誕生を語るなら、「テーブルトークのリプレイ」「漫画やゲームのノベライズ」という潮流も、もっと重要視してほしい。

out5963 「ハイ・ファンタジー」の「ハイ」は日本語の日常的な意味と違うが、勘違いしたままの無教養なライト層が多くなったてことかなと。法律用語の「善意の第三者」と同じで、その言葉からは意味がわからない。

2017/06/04 リンク

hungchang それらを指すために付けられた分類名を、それが生まれたときには分類名がなかったことを理由に該当しないという理屈は滑稽。英語概念の輸入である「ハイファンタジー」の定義に今さらケチ付ける人いるのもすごいな。

Tailchaser というか、D&Dを起点としたゲームから生まれたファンタジー文化の流れはゲーム的ウソが混じるのでロー、指輪物語のような作家が綿密に想像したものが異世界描写が生活に根差すのでハイ、という捉えられ方してたような

2019/10/03 リンク

Zephyrosianus ハイファンタジーと言えばそうなんだけど、その世界独自の言語や文明的な描写を指向するというのがちょっと弱いというのは確かにあるな。ジャンルは分類することに意義があるので、別にラノベでいいかな

2017/06/05 リンク

shaw ファンタジーのサブジャンル（ハイファンタジー、ヒロイックファンタジー、エピックファンタジーetc）の区別が未だによくわからない。

nankichi 高校生の時にロードス島読んでいて、他のラノベは読んだことないけど。。。　カーラの設定は完全に中２病なので、ラノベでいいんじゃないか（適当）　後、火浦功ってラノベ？指輪物語はハイファンタジー？

argame “どちらも相手についてお互い「あいつらはまともな知識がないからそんな的外れな認識になるのだ」と思ってそう”“相手を笑う時には自分も笑われる覚悟が必要”それなー

ネタ

sumida そもラノベという言葉の意味自体があまり共有されていない印象。分類する上での便宜上の言葉としてなら、発明が後年でも適用するのはおかしくない。

sumika_09 ハイ・ロー問題は児童文学の用語。指輪やゲドがハイ、ハリポタやトムは真夜中の庭でや西の魔女が死んだがロー。ただの舞台設定用語。ナルニアや十二国記や異世界転生モノがどっちなのかは知らない。

toronei ラノベって言葉はなかったかもしれないけど、俺がローティーンの頃には、ズッコケとかはれぶたしか読んだことないような子が、初めて読むのに良い児童書以外の本という認識はリアルタイムでされてたよ。

quick_past 挿絵的にエルフの長い耳は縦方向だったのが横方向になったのがロードスあたりだと記憶してるのと、割りと日本RPG的世界観で自分の中ではハイファンタジーでもないと思う。ラノベでもないけど。つかリプレイ以外認めん

mamezou_plus2 基準が朝日ソノラマ、コバルト文庫ベースなので、ラノベは学生さんが興味持つジャンル、切り口だと思ってる。昔はハード傾向だけど、この頃はウルトラライト。物語が消費された結果、風味勝負になってる感じ。

kotobuku “個人的な見解を言うなら、ロードス島戦記は「ハイファンタジー」（異世界ファンタジー）であり「ラノベ」である。これ以上の説明が必要とは思えないし、説明のしようがない”

Rinta いやもうホント、どーでもいい事にこれだけ真面目に取り組んで記事にしたことに敬意を表する。しかしまー「ハイファンタジー」ね。そんな言葉があるんだね。勉強になりました。「ハードSF」みたいなもんか。

akum 雑誌『ザ・スニーカー』のロードス島特集で語られたマイナーな公式設定がさらりと書いてあって吃驚した（暗黒の島マーモの面積）。

TRPG
小説

p98242 オルタナティヴロックみたく固定されたジャンルというより時代背景や流行色が強い名称だから、無理に当てはめず当時の総称で良いのでは。

zefiro01 この前のスレイヤーズに言及した増田のようにこの前後の年代の作品をラノベ側からどう評価するみたいなムーヴでもあるんかね。研究するでもなけりゃ好きにしろ感ある

riku_mio ジャンル分けは学校や図書館で購入してもらううえで重要な要素だと思う。ライトノベルとして出版される小説は自由度を優先したいがために教育性が重視される児童小説になることをあきらめたとも言える。

ledsun 「古典は高尚で新作は低俗」な判断基準と、初めて触れた作品より前か後かで、古典と新作を区別する基準がある。で、「古典だからハイファンタジー（高尚）だ、新作だからラノベ（低俗）だ」な表現になってる？

boukoku_db “ライトノベルはSFやミステリのような物語内容や構成によって定義される「ジャンル」とは違い、それらジャンルを内側に抱える「器」である。”ラノベもアニソンもオタクも皆同じ構造。むしろその事こそが興味深い。

natu3kan TRPGのリプレイはハイ、ロー関係なくラノベな感じする。ハイファンタジーは指輪物語くらい独自言語があって作りこまれてる印象。ローファンタジーだと異世界でも元素記号つかえる印象。ソード・ワールドRPGやろうぜ！

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