かんなぎ騒動で思い出したけど、池田理代子も「漫画を描くのを止めろ」という脅迫の手紙を受け取ったことがあるよ、と言う話(1979年、講談社Be-Loveより) - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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かんなぎ騒動で思い出したけど、池田理代子も「漫画を描くのを止めろ」という脅迫の手紙を受け取ったことがあるよ、と言う話(1979年、講談社Be-Loveより) - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

私はよく、萩尾望都さんや竹宮恵子さんや大島弓子さんの熱狂的なファンだと称する人たちから、「めざわ... 私はよく、萩尾望都さんや竹宮恵子さんや大島弓子さんの熱狂的なファンだと称する人たちから、「めざわりだから、早く漫画界から消えるように」という、おごそかな、迫力ある忠告の手紙を受け取ります。前にあげた3人の作家的傾向でない作品は価値がないのだから、存在すべきではないというのです。こういうことを、けっして頭の悪くなさそうな女子大生なんかが、きれいな文字でしっかりと書いてくるのだから、暗澹としたきもちになってしまいます。また、中には集団で、出版社に「○○をやめさせるように」という投書をする人たちもいます。ここ最近のかんなぎ騒動に関して私がやれることは全く無い*1ので、過去の話を持って来てみることにします。これは、レディースコミックの歴史*2をいつか記事に出来るといいなーと思って以前*3調べものをしていた時に手にした、講談社BE・LOVEの創刊号*4に載っていたものです。あまりに状況に

paradichlorobenzene 「なぜ、彼らには、自分の好みに合わないものであっても、この世に存在することを許そうとする視野の広さがないのでしょうか」

2010/03/25 リンク

keiseiryoku 大衆向けかマニア向けか。／熱狂者は作家や作品のためではなく自分のために過激になるのだな。荒っぽくちぎって摘まれた花はすぐに枯れてしまうというのに、寓話の主人公のように愚かなり。／ベルばら読みてえ。

2009/04/30 リンク

mangakoji 「かんなぎの単行本を破く」ってのは、その女子大生の真摯な批判というのとは基軸が違うような。受け入られなかった。というだけで、変えて欲しいとは訴えてないと思うけど

2008/12/22 リンク

surumeno13 マニアの功の部分を認めつつ偏狭さを断じるあたりにバランス感覚の良さを感じる。/良くも悪くもその頃に比べるとマニア的な考え方が一般化してきたように思う。

考え方

2008/12/14 リンク

search-light 読んでて自分を省みる節も多々ありました…。読者閲覧者の反応って気になるし完全無視は出来ないけど、彼等が物語を創るわけではないし、そう出来ると思わせるのは危険だよなあ。

wackunnpapa まあ，某業界も似たようなものか＞＞“なぜ、彼らには、自分の好みに合わないものであっても、この世に存在することを許そうとする視野の広さがないのでしょうか”

マンガ

2008/12/13 リンク

WinterMute 可視化されやすくなった、のでニュースにしやすくなった、か。なんだか他の色々な──裏サイトやら、２ちゃんねる批判やら、俗流若者論とのリンクを思った／それはそうと休載の理由は体調っぽいですけども

2008/12/12 リンク

lisagasu 読めてよかった。すてきな話。池田理代子里中真智子美内すずえ弓月光山本優子みんな素晴。作者は自分の目指すものを書くだけで、マニア受けか大衆受けか選べないんだよね。でもベルばらって崇高系の作品と思ってた

sanam その手の勘違いファンが「○○読んでるなんて恥ずかしくて人前で言えないw」と漫画をステータスアイテム扱いしたりジャンル全体を仕切って他の読者に作者批判させようとするのをよく見た。漫画好きじゃなく自分スキ

2008/12/11 リンク

koisuru_otouto 同人サイトでも強烈なアンチが沸くのと似てるけど､同じかというと/昔と違ってネットで手軽になったために"数"が違うのでは｡少数なら対処しやすいけど､自称ﾈﾀ含め一対多は精神削られると思う｡いじめと同じ

マナー

jaikel ラノベでも同人誌でもこの手合いは昔から馬に喰わせるほどいる。小人閑居して不善を為すの典型で対応には非常に胆力を要する。

t-kawase 池田理代子先生断固支持。池田先生は「オスカルを殺すな」というカミソリ入りの手紙をもらっている人だから、根性の座り方が違う。

LethalDose 作品の批判をする人はともかく、校正したがる人が自分でつくろうとは思わないのが不思議。プロ野球の監督を批判する観客みたいなものかなあ。どちらも好かない。

2008/12/10 リンク

yep 問題なのは「押し付け」なんだよな/こういうヒトの行動、このエントリに例示される「少女漫画の世界に限った話」ではなさそう/モンスターペアレンツとかクレーマーと呼ばれる人たちにも共通項はあるのかな？

TakahashiMasaki "それを他人にまで押しつけようとする点が、あまりに幼児的で偏狭””そして、その主観的価値観からはみだすものは、すべて退け、この世から排撃してしまおう"(おたく批判者とかもこれと同じだよな

cham_a 萩尾望都もマニアの偏狭な考え方に対する苦情は何度もエッセイで書いてたけどね／池田とか24年組あたりは反対押し切ってマンガ書いていたから根性の座り方が違う／ただ「不倫騒動」でやめるって言い出していたのが…

logi /*作品を創るのは、あくまで作家であって、どんなに熱狂的でも、受けとめ手たるマニアではないというのは自明の理です。*/

漫画

sasamanga 昔も今も何ら変わってないという…耳が痛い/ひとつひとつが大きく騒がれるようになったはやっぱりネットの力でしょうけど

2008/12/09 リンク

azumi_s 自省含め笑い飛ばせはしない/それにしてもすっかり既成事実化しちゃってるけどそれでいいんだろうか？＞休載と非処女騒動の関係

sasanami 昔も今も何ら変わってないという…耳が痛い/ひとつひとつが大きく騒がれるようになったはやっぱりネットの力でしょうけど

mickoh アニメ化とかはこういう心情になんかどでかい影響を与える気がした。＞他に「かんなぎ」の描き手は居ないのですから。

kowyoshi 昔から、マニア(おたく)が外に牙をむき出しにしたらマジキチになるでござる、の巻／人間って進歩しないなあ。自分含めて。

torin 栗本薫御大とかあかほりとかあれだけ怨嗟の声を受けてるのになあ。ファンの呪いの力で異界への扉が開くレベル

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かんなぎ騒動で思い出したけど、池田理代子も「漫画を描くのを止めろ」という脅迫の手紙を受け取ったことがあるよ、と言う話(1979年、講談社Be-Loveより) - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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