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議論といい、論争という。ようするに言葉による「論」の応酬を指す語であるが、ネットでは議論も論争も... 議論といい、論争という。ようするに言葉による「論」の応酬を指す語であるが、ネットでは議論も論争も不毛に終わることがしばしばだ。いや、ネット以外にも不毛な議論は腐るほどあるが、ネットでは特に多いのではないか。 その理由は判然としている。互いに面識のない人間同士が、言葉「だけ」で対話しなければならないからである。通常、人間が対話するとき、言葉以外の要素も使われる。 たとえば、あいてが何かしらいらいらした態度を示せば、ああこのひとは不満があるんだな、と思うし、満面の笑みを浮かべていれば、自分の意見に賛成なんだな、と思う。ごく単純化していえばそういうことだ。 しかし、ネットではそれらの「非言語コミュニケーション」の要素が一切カットされる。したがって、言葉をきわめて注意深く適切に使わなければならないのだが、ぼくも含めてネット利用者の大半は言葉のプロではない。だから、不毛な議論が発生することは自然だろ
2010/09/08 リンク