『それでも町は廻っている』9巻/第71話「歩く鳥」の魅力 - 蝸牛の翅（つばさ）

『それでも町は廻っている』9巻/第71話「歩く鳥」の魅力 - 蝸牛の翅（つばさ）

それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス) 作者: 石黒正数出版社/メーカー: 少年画報社発売日...概要を表示 それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス) 作者: 石黒正数出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2011/08/31メディア: コミック購入: 21人 クリック: 673回この商品を含むブログ (105件) を見る石黒正数『それでも町は廻っている』待望の新刊は第66話〜74話を収録。 第71話「歩く鳥」がとにかく神懸っている。 構図に加え、明暗・陰影の付け方でいろいろやらかしてくれていて。 とりわけp132の一〜三コマが素晴らしく、特に三コマ目は高野文子リスペクトっぽい。 『銀河鉄道の夜』を下敷きにしたストーリーにも降参（言わずもがなだけど座成はザネリだし、p132飛ぶ鳥は雁カササギだろう。同じくp132の男の子は「六つばかり」で女の子は「十二ばかり」かな）。 ※参考：宮沢賢治『銀河鉄道の夜』（青空文庫） http://www.aozora.gr.jp/cards/0000

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