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この夏はイギリスの社会主義思想家R.H.トーニーについて、少し勉強を進めています。トーニーは、私がこ... この夏はイギリスの社会主義思想家R.H.トーニーについて、少し勉強を進めています。トーニーは、私がこれまで研究してきたL.T.ホブハウスやT.H.グリーンとも、かなり思想的な親和性が強いと言える人物です。三人ともJ.S.ミル以後の自由主義の系譜につらなりつつ、同時に倫理的な「共同体(community)」を重視する政治思想を展開しましたので、彼らの立場を「倫理的社会主義(ethical socialism)」と呼ぶ研究者もいます(Norman DennisやMatt Carterなど)。 私が近現代イギリス政治思想史のなかでもこうした左派の「モラリスト」(=社会や経済の構造よりも個人の道徳意識を最終的には重視する人々)に関心を寄せるのは、19-20世紀の世紀転換期という、彼らのモラリズムが大きな政治的影響力をもった特異な時代について理解したいという思いとともに、やはり私自身が彼らのモラリズ