「怖かった! 終わり!」では済まないジャパン・ホラーの現在地。フェイクドキュメンタリー、考察ブームがここまで盛り上がってるワケ【吉田悠軌×大森時生】 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
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テレビにおける虚実の皮膜吉田悠軌(以下、吉田) 大森さんの言う「ミーム汚染」(編注:ミームによっ... テレビにおける虚実の皮膜吉田悠軌(以下、吉田) 大森さんの言う「ミーム汚染」(編注:ミームによって、無自覚に言葉や画像に対する認識が変わってしまうこと)って、ポジティブに言い換えたら「祭り」だと思うんですね。 ヤラセというものは昔から日本のテレビでもあったけれど、わざとヤラセ的なことをやって、それに視聴者もわかった上で乗っかっていくという在り方ができたのは、テリー伊藤からかな……という気はするんですよね。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の1985年ぐらいから。謎のインド人の超能力者が来日して代々木公園でイベントをやるとか、命を吹き込まれた巨大な大仏が街を歩くとか。 明らかなフェイクなんだけど、それをリアルですという形式で出す。もちろん日本やアメリカのプロレスの影響もあるかもしれないですけど。そういうことをテレビでやって、かつ視聴者も祭りとしてだまされたフリをして乗っかっていく。中には
2024/08/10 リンク