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今年のノーベル医学生理学賞は、Robert G. Edwardsケンブリッジ大名誉教授に贈られた。 受賞理由は『体... 今年のノーベル医学生理学賞は、Robert G. Edwardsケンブリッジ大名誉教授に贈られた。 受賞理由は『体外受精技術の開発』で、不妊治療法として大きな成果を上げたことが評価された(ノーベル賞websiteの記事)。 近年、医学生理学賞は『ここが解明されたから近い将来病気の治療に役立つかも』という研究(どちらかというと基礎研究)に贈られてきた。 より『医学』生理学賞の名にふさわしい、臨床よりの成果に本賞が贈られたことは興味深い。 世界中のカップルのうち、10%は不妊であると言われている。1950年代初頭から不妊治療に対する体外受精の可能性を考えていたEdwardsは、1960年代終わりまでにヒトの卵子と精子に体外で受精能を持たせることに成功する。その後、産婦人科での腹腔鏡手術に詳しいPatrick Steptoeと組み、1978年7月25日には、世界初の体外受精児が誕生することになる
2010/10/05 リンク