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右には義理があり、左には遠慮があり、上にははばかりがあり、下にはつてがある(上巻p6より)なんて... 右には義理があり、左には遠慮があり、上にははばかりがあり、下にはつてがある(上巻p6より)なんて座布団あげたくなるような文章が冒頭から出てきて上手いなあと思いつつ、これで話が詰まらなかったら竜頭蛇尾なわけですが、当然そんなことはないわけで、暇もないのに一気読みしてしまいました。 宮部みゆきは『ブレイブストーリー』が映画化されたりして、ひょっとしたらそうしたSF的な方向から期待されちゃってるのかも知れませんが、個人的にはもっとバリバリ時代小説を書いて欲しいと思っています。 五人の幽霊が出てきてそれを成仏させる話なのですが、成仏させる手段がお払いとかじゃなくて、亡者達の死の真相を明らかにするというミステリー的な手法によってなので、超自然的な話にはならなくて、そこが宮部みゆきの時代小説特有の人情話と相俟ってとても読み応えのあるストーリーになってます。解説で菊地秀行も触れていますが、死罪の先にある