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伊藤計劃の遺した『屍者の帝国』の設定をもとに、いわゆるシェアード・ワールドものとして編まれたアン... 伊藤計劃の遺した『屍者の帝国』の設定をもとに、いわゆるシェアード・ワールドものとして編まれたアンソロジー。 ここまでこういう作品ばかりが集まってると知らなかったので、「みんな好き勝手やりすぎww」と思いながら読んでた。 まあ、元々の伊藤計劃版からして、ワトソンやヘルシングが出てくるので、そりゃそうなるわって感じではあるんだけども。 好き放題やってるなーって感じで読んでて楽しかったのは、高野、北原のそれぞれの作品。 仁木のも結構好き。 話として一番まとまっていて面白いのは藤井か。 以下、各作品のあらすじを書いていく際に、主な元ネタ作品などについても言及するので、ネタバレ気になる人は注意。 藤井太洋「従卒トム」 主人公は元黒人奴隷のトム、舞台は江戸城総攻撃直前で江戸湾に待機する薩摩の軍艦 トムは、元々アメリカ南部の奴隷だが、才覚があり、例えば綿花農場の効率的な収穫のための方法を編み出しそれを採
2016/01/12 リンク