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『新潮10月号』 「ファントム、クォンタム(第3回)」東浩紀 面白い! もう、何の留保もなく、面白い... 『新潮10月号』 「ファントム、クォンタム(第3回)」東浩紀 面白い! もう、何の留保もなく、面白い! 僕はこれまで、つまり連載の第1回と第2回において、頑なに東の小説に対して「面白い」と言わずに来たのだけど*1 それは撤回する。 連載が進むにつれて、この作品は明らかにどんどん面白くなってきている。 第1回と第2回については、別に意地で面白いと言わなかったわけではなく、実際に読んでいて面白いかどうかよく分からなかった。今回は、読んでいて明らかに面白かった。 まあ、前半のスカトロとかペドとかのあたりでは、まだ何というか「うーん」という感じだったけど、これで可能世界と妄想と「事物」と「意味」が絡まり合ってきていて、いわば記憶と妄想とか混沌としはじめる、ディック的世界へと足を踏み入れてきた感じがする。 あと、ディティールまで詰まっている感じがする。 話全体だけではなく、書く登場人物の話しているセ
2008/09/12 リンク