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約2万3千年前の釣り針が出土した場所を示す沖縄県立博物館・美術館の藤田祐樹主任=沖縄市南城市のガ... 約2万3千年前の釣り針が出土した場所を示す沖縄県立博物館・美術館の藤田祐樹主任=沖縄市南城市のガンガラーの谷 世界最古の釣り針が出土した沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡(調査区1)からは、高級食材の上海ガニの仲間であるモクズガニの爪が約1万点出土し、オオウナギや、刺し身がおいしいことで知られるイラブチャー(アオブダイ)など魚の骨も多く見つかった。資源の限られた島の環境では居住が長期間続くのは困難だと言われていたが、2万年以上にわたって漁労をして生活してきたことが分かった。調査を担当した県立博物館・美術館の藤田祐樹主任(自然人類学)は「意外とグルメな暮らしぶりだったようだ」と話している。 出土したカニの爪の大きさから推定すると、殻の幅は約8センチ。これは秋の産卵を控えて最も大きくなったサイズ。海でふ化した後、稚ガニになって川をさかのぼりながら成長し、産卵のために海に向かう。「身やみそがたっぷり詰
2016/09/20 リンク