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恋愛的性愛の渾沌を描く『LOVE【3D】』 おさらいすると、社会の完成や愛の成就が本来可能なのに、悪や不... 恋愛的性愛の渾沌を描く『LOVE【3D】』 おさらいすると、社会の完成や愛の成就が本来可能なのに、悪や不条理のせいで妨げられている、とする<可能性の説話論>。社会の完成や愛の成就は本来不可能なのに、何らかの装置が働いて完成や成就を夢想するという<不可能性の説話論>。今回は後者に属する作品を検討している訳です。 今までに触れた『FAKE』と『カルテル・ランド』が「社会の不可能性」を主題化した作品だとすれば、前編で予告した『LOVE【3D】』(ギャスパー・ノエ監督/4月公開)と『さざなみ』(アンドリュー・ヘイ監督/4月公開)は「愛の不可能性」を主題化した作品だと言えます。 『LOVE【3D】』は主人公が、姿をくらました女との濃密な思い出を描く作品。3D映像の過激な性描写が話題ですが、観客が箱の中のミニチュアの如く慈しめるように狙ったらしい。狙い通りかは別に、慣れ親しんだ2D映像じゃないのでAV
2016/06/10 リンク