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「知」と「血」と「地」を描く マンガ『チ。─地球の運動について─』(魚豊*読み=うおと/小学館)の舞... 「知」と「血」と「地」を描く マンガ『チ。─地球の運動について─』(魚豊*読み=うおと/小学館)の舞台は15世紀ヨーロッパ。当時、異端思想とされていた地動説を命がけで証明しようとした人々を描いた物語だ。 『マンガ大賞2021』で第2位、「次にくるマンガ大賞2021コミックス部門』で第10位にランクインした話題作。2020年9月から『週刊ビックコミックスピリッツ』で連載が始まり、最新刊第5集が2021年9月30日に発売された。 タイトルの『チ。』には複数の意味が込められている。1つ目は知性の「知」。2目は、知性を抑え込もうとする暴力の歴史があったという意味の「血」。3つ目は地動説の「地」だ。 『チ。』で描かれた約600年前の人々は、地球の周りを太陽や他の星々が回ると考えていた(天動説)。そして、ヨーロッパ文化圏を支配するカトリック教会もこの説を後押しする。なぜなら神が創成した特別な星、地球が
2022/09/10 リンク