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Jun 4, 2006 ★ 甚野尚志編 『東大駒場連続講義 歴史をどう書くか』 講談社選書メチエ(新刊) (1) ... Jun 4, 2006 ★ 甚野尚志編 『東大駒場連続講義 歴史をどう書くか』 講談社選書メチエ(新刊) (1) テーマ:歴史分野の書籍のレビュー(111) カテゴリ:歴史 ▼ 歴史を書き換えを図る「歴史修正主義」、「新自由主義史観」が登場して何年もたつ。上野千鶴子までが従軍慰安婦論争に参戦して、「構成主義 VS 実証主義」の対決さえ帯びたのも今は昔の話。東大駒場キャンパスでおこなわれた、この歴史学講義。「歴史学の今」を測定するには、格好のテクストといえるでしょう。 ▼ 内容を簡単に紹介しておきたい。 ▼ 第1部は「儀礼と王権」と題して3本立て。第1章、義江彰夫「日常生活をとおして見る歴史の再構成」は、古代から中世にかけての衣服の変遷をたどる。最古の「貫頭衣」は、朝鮮半島からの影響を受けて、支配層では「左前」式の衣服や、中国的衣冠束帯を着用していく。それが、平安後期になると、衣服の大