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今から15年ほど前の20世紀末頃、ネイチャーフォトにのめり込んでいた時期があった。その頃の生活はとい... 今から15年ほど前の20世紀末頃、ネイチャーフォトにのめり込んでいた時期があった。その頃の生活はといえば、土日はすべて撮影の予定で埋まっていた。何しろ自然が相手なのだから、カメラマンを待ってくれない。特に桜なんて時期が短いから、一週間でも遅れたら完全にアウト。土日しか休めないサラリーマンにとって、チャンスは年に一度しかない。もし逃したらあと一年待つしかないのだ。ゆえに撮影がすべてに優先する。当然、土日だけでそんなにたくさん回れるわけではないから、情報を収集してできるだけ効率良く回る計画を立てる。そして回りきれなかったところは翌年、またその翌年に持ち越されるのである。 ところがだいたい3年もするとおおよそめぼしいところはすべて行き尽くしてしまう。そうなるとあとは同じことの繰り返し、無限ループが始まるのだ。その頃から急に写真がつまらなくなった。年々フィルムの消費本数も減少していき、2004年頃
2017/06/25 リンク