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ひきこもり・ニートを考察してきた精神科医である斎藤環と、『ニートの歩き方』著者でありギークハウス... ひきこもり・ニートを考察してきた精神科医である斎藤環と、『ニートの歩き方』著者でありギークハウス創設者でもあるphaが語るインターネット時代の人間像! ニートという単語には常にネガティヴなイメージがつきまとう。 「働いたら負けかなと思っている」というフレーズがネット上で話題になったことからも分かるように、この単語はどこか「逃避」のニュアンスを含んでいる。 しかし、私たちが疑問に思うべきは「逃避」が本当に悪いことなのかという点だろう。 仮に「逃避」が悪いものとされるならば、踏みとどまるべき社会が十分な幸福を人々に与えてくれるものでなければならない。 ただ実際には、労働者が不安定な雇用と低賃金という条件のもとで、幸福とは言えないが生存のために時間を割いているようなケースも多く存在する。 だとすれば、「逃避」によって、世間に評価される社会的地位の外部で幸福を求めるような生き方は、ひとつの選択肢と
2013/10/26 リンク