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六本木のクラブは僕にとっての鬼門だった。 いつも意気揚々と出かけてはボロボロになって朝の大江戸線で... 六本木のクラブは僕にとっての鬼門だった。 いつも意気揚々と出かけてはボロボロになって朝の大江戸線で帰った。 中でも辛いのがV2 TOKYOである。 エレベーターに並ぶときから何やら敗北の匂いがして、少し狭めのフロアで踊り、女の子に振られる。 そんないつもの自分を変えたいと思っていた。 0時30分。六本木。 「俺とコンビを組もう。クラブに行こう」 と友達に言われ、一緒にクラブに行くことになった。 「お前とのコンビだったら、俺は結果を残せる気がするんだ」 彼は電話で言った。 23時に六本木で待ち合わせをしようと言い、電話を切った。 23時の六本木に、彼はいなかった。 「どうした?」 「テンションが上がりすぎて、寝坊した」 0時30分。 相棒はゴメンと言いながら、六本木の街に現れた。 俺はコンビの先行きに若干の不安を覚えつつも、今夜のゲームの始まりに胸の高鳴りを隠せない。 冬の六本木の冷たい空気