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名鉄犬山線徳重駅の踏み切りの、のどかな音が聞こえている。それに、巡航ミサイル・トマホークの轟音が... 名鉄犬山線徳重駅の踏み切りの、のどかな音が聞こえている。それに、巡航ミサイル・トマホークの轟音がかぶった。 この時間多くの人が、テレビの画像を見、音声を聞いているだろう。私はたまたま踏み切り待ちの車の中で、その戦争の音を聞いている。3月の薄い青空にちぎれ雲が浮かび、下りの名鉄電車が通り過ぎ、その通過音に、またミサイルの轟音が重なった。カーラジオはテレビの音声をそのまま流しているらしい。 頭がくらくらしてくる。 この感覚は、顰蹙を承知で強いて言えば、すぐれたアートのものだと思う。アート作品から受け取る最も本質的な感覚は、目眩のような果てしない困惑の感覚だ。決して納得の感覚ではない。おそらくそれは、論理と感覚が倫理と美意識が出会ってはすれ違う希少な場所だろう。アートに必要とされるのは、たぶんそれだけだと思う。 しかしそれは、ここまで現実に先取りされている。 あるテレビCMを思い出した。たしかど
2010/06/22 リンク