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融けるデザイン2020は出版5年を記念して、融けるデザインを著者なりに振り返りつつ、少しだけ融けるデザ... 融けるデザイン2020は出版5年を記念して、融けるデザインを著者なりに振り返りつつ、少しだけ融けるデザインその後を何回かに連載して書いていくものである。 今回は連載3回目。いよいよ1章の内容を振り返っていく。 「Macintoshは心理学者が設計している」 この章は、この本にとっての始まりでもあるが、僕の人生の始まりといってもいい。融けるデザインがあるのもこの一言があったからだ。 1998年の高校2年冬、通っていた塾の先生の進路相談。AppleやMacの存在は知っていたが、そもそも僕自身はパソコンを買ったのが高校生からだし、Windowsを使っていた。進路相談ってふつうは、どこの大学へ行くか?って話なわけだけど、ここでヒューマンインタフェースの話をされるわけだ。そのときはヒューマンインタフェースという言葉ではなく「使いやすさと心理学の関係」の話だったと思う。 でも、ここからが早い。当時は検
2020/04/01 リンク