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理化学研究所と東京大学の共同研究グループが、マウスを丸ごと透明化する新技術を開発しました。試薬の... 理化学研究所と東京大学の共同研究グループが、マウスを丸ごと透明化する新技術を開発しました。試薬の投与によって、マウスの全身を臓器も含めて透明化できるようになったといいます。公開された透明マウスの写真は、まるで透明なゲルか何かのように全身が透けています。 全身を透明化した幼児マウスと成体マウス 理研はこれまでに、マウスの脳を透明化する技術「CUBIC」を開発しています。このCUBICの透明化試薬を調べたところ、試薬に含まれるアミノアルコールが血液中の生体色素「ヘム」を溶かし、組織の脱色をうながすことが分かりました。この作用を活用し、希釈した試薬をある手順に従ってマウスの全身に循環させたのち、臓器であれば10日間、全身であれば2週間透明化試薬に浸すことで、マウスの臓器あるいは全身の透明化が可能となりました。 全身を透明化することは、細胞1つ1つを識別する緻密な観察の実現につながります。例えば、
2014/11/07 リンク