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主役が頻繁に変わる場所であった。序盤は琴奨菊が綱取りの話題を引っ張り,彼の負けが込んだ中盤は稀勢... 主役が頻繁に変わる場所であった。序盤は琴奨菊が綱取りの話題を引っ張り,彼の負けが込んだ中盤は稀勢の里が夢をもたせ,終盤は上位初挑戦で暴れまわった琴勇輝と地元の声援を一身に浴びた豪栄道と変遷した。しかし,終わってみると台風の目は白鵬であった。あまり良い意味ではないが。 まず,白鵬はやはり間違いなく衰えている。全盛期と比べてどうこうというより,昨年と比べても目に見えて,である。しかし,全盛期の頂点が極めて高かったのと,衰え方は緩やかであるので,まだ勝てている。そしてまだ勝てているからこそ,諦めきれずにいろいろやって,今場所のような振り切れたラフプレーに走ったところはあろう。ラフプレーなら勝率が上がるなら,やる。それが優勝に極めて貪欲な横綱,白鵬である。その現れが繰り返されるダメ押し,ほとんどエルボーな右のかち上げ(大砂嵐のがダメならあれもダメだ),極めつけが千秋楽の変化であろう。その試行錯誤の
2016/03/28 リンク