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もはや年末の風物詩となった「M-1グランプリ」(ABCテレビ・テレビ朝日系)。今年は史上最多となる1万33... もはや年末の風物詩となった「M-1グランプリ」(ABCテレビ・テレビ朝日系)。今年は史上最多となる1万330組がエントリーした。そんな同大会で2008年、見事チャンピオンに輝いた漫才コンビNON STYLEのボケ担当・石田明さん(44歳)。 コンビで舞台に立つだけでなく、バラエティ番組への出演、NSC(吉本総合芸能学院)の講師も務めたりしている。さらに10月にはM-1や漫才に対する自身の考えをまとめた著書『答え合わせ』(マガジンハウス新書)も出版した。 「漫才に関する本は絶対に出すつもりはなかった」と語る石田さんが今回、出版に至った経緯や現在の活動などについて話を聞いた。 ――お笑いファンにはたまらない一冊でしたが、もともと漫才分析本を出すことには反対だったとか? 石田明(以下、石田):漫才分析自体は岡村(隆史)さんとナイナイさんのラジオでやってたんですが、それを活字にはしたくなかったんで