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韓国の朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し出国を禁止する措... 韓国の朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し出国を禁止する措置が続いている問題で、前支局長は6日、韓国の法相を相手取り出国禁止の取り消しを求める行政訴訟を起こした。 韓国当局は産経新聞の加藤前支局長に対し去年8月に出国禁止措置を取って以降、半年にわたって延長を繰り返し、加藤氏は少なくとも4月15日まで出国できない状態が続いている。 加藤氏は、起訴された「名誉毀損(きそん)罪」は「出国禁止を無制限に延長するほど重罪とは言えない」と主張。出国禁止の延長は、権力の乱用であり、措置を取り消すよう求めている。 加藤氏は去年10月に東京本社への異動が決まっていたが、帰国することができずにいて、「本来の取材活動ができないことは実に不本意である」とコメントしている。