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ダニエル・カーネマン『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』(以下『心理と経済』)と『ファスト&... ダニエル・カーネマン『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』(以下『心理と経済』)と『ファスト&スロー(上)・(下)』(以下『F&S』)を再読したので紹介することにする。一般的にはこの分野は実用的側面に注目して読まれがちだが、人間本性の探究という意味で何度読んでもおもしろいものがある。 ダニエル・カーネマンは、実際は生え抜きの心理学者であるが、ご存じの通り「行動経済学」の創始者の一人として知られており、2002年にノーベル経済学賞を受賞している。現在のところカーネマンの知性に日本語で触れられるのはこれら二つの著作だけであるため、どちらも貴重だと言えるだろう(厳密に言えば『心理と経済』は日本オリジナル編集なので、邦訳著作は『F&S』だけである)。 比べてみると、初の一般向け著作である『F&S』の方が有名だが、同書が多くの研究内容を具体例豊富にかみ砕いて解説しているのに対して、『心理と経済』