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翌日。 「カリュネーラ王女の件なんだが」 ベッドで目覚め、俺にしがみついているマールを起こして俺は... 翌日。 「カリュネーラ王女の件なんだが」 ベッドで目覚め、俺にしがみついているマールを起こして俺はそう言った。 マールはまだ寝ぼけているようだが、しっかりと聞いてはいるようだ。 「マールの話を聞く限り、彼女はマールが『持ってる』俺が欲しいとか、そんな感じなんじゃないかと思うんだ」 「んむぅ……多分、そうだと思いますけど。後は、タイシさんが勇者だからっていうのもあるんじゃないですか」 マールは寝ぼけ眼を擦りながらそう言った。この寝起きのぼーっとした顔を見てると頭を撫でたくなってくる。 そして遠慮をする必要もないので撫でる。可愛い。 「つまり俺自身ではなく『マールの婚約者』とか『勇者』って記号に燃えてるんだよな。だから『自分の婚約者』になっちゃえば一気に飽きたりするんじゃないかと思ってるんだが」 「うーん……確かにその可能性はあるかもしれませんね。無理矢理取り上げたアクセサリーも三日で飽きたと